2020

open 19:00 start 19:30

入場無料

■講話 : 奥津　爾 (おくつ　ちかし : オーガニック直売所たねと店主)

◆音楽 : Doit Science (ドイサイエンス)

open 18:00 start 18:30 fee 2500円(+1D.order)

※学割/県外割 1000円OFF

・shiNmm(山口)

・ヒラオカテツユキ(田川)

・N'ko

・田中事件

・My new diet

・Mul-Let-Ct2

・yard rat

・Doit Science

■PANICSMILE ( 福岡/ 名古屋/ 東京)

90s 以降のジャパニーズ・オルタナティヴ・ロックにおける最重要バンド。
向井秀徳と共闘した福岡時代、東京アンダーグラウンドの礎となった東京時代を経て、現在は各都市にメンバーがバラバラになりつつも更にイビツで異物感が際立った正にパニスマでしかあり得ない唯一無二のサウンドを作り続けている。
今回は、ex. イースタンユースの二宮氏とIRIKO の
中西氏が加入して初のアルバムのリリースツアー。約三年ぶりの来熊である。

■shiNmm ( 山口)

一昨年にリリースした初のアルバム「おばけ」が人から人へと各地で話題になり、一躍要注目バンドとなったシンミリメートル。
どこかナゴムテイストを感じさせる脱力した味わいとNY パンク的な微熱感、日々のすぐ裏側に潜むまぼろしを瑞々しい筆致で描いた詩。そして、今まさに生まれようとしているまだ名前のない余りにも独特で摩訶不思議なグルーヴ。
メンバー女子の天然キャラに和みつつ、でもだからこそ溢れる刹那感や翳りに胸をギュッと掴まれる。

■ヒラオカテツユキ ( 田川)

1981 年福岡県田川市生まれ。田川育ち、田川在住。田川において、音楽を中心とした様々なイベントを企画する「Terror City Tagawa」を音楽仲間と設立。
炭鉱の町である田川らしい雄々しい立ち振舞と相反するような繊細なスリーフィンガーを基調とした瑞々しいギター、そしてセンチメンタルな叙情を携えた歌い口が聴く者の胸を打つ。
近年は、大正時代に建てられた穀物倉庫を使ったオルタナティヴ・スペース「コメグラ」を運営。日々の暮らしこそがアート足り得る姿を体現している。

■N'ko

夥しい数のガジェットから生み出される自由奔放なノイズと想像の遥か上をゆくキテレツなパフォーマンスで観るものを驚かす熊本を代表するアヴァン女子まきんこのソロユニット。

東京や関西のアンダーグラウンドVIPとの交流も深く共演も多いが、そのVIP達にも一歩も引かないどころか彼女の溢れんばかりのイマジネーションとセンスで逆に彼らを虜にしてしまうことも。

ライヴでは様々なコンセプトのもと毎回違うことをやっているにもかかわらず、常に最新のライヴが一番素晴らしいという奇跡のような存在である。

■Mul-Let Ct2

2013 年結成( 熊本)。2015 年メンバーと気分を一新。再編に伴いポストパンク・DUB 系だっ
た楽曲を90'S US ハードコア方向に変更。国内外のカオティック・HIPHOP・Emo からの影響を独自のバランス感覚で昇華。
2019 年、遂にギターを排除し再々編。バンド表記も変更。よりドープで得体の知れないサウンドへ突入する。

■田中事件

2007 年、熊本でKlagenicole を結成。同バンドの休止後、Klagitz、Mice Wet Shoes、zankyo-souchi、2019年からはnahuelito メンバーとしても
活動。

2019 年、全てのリーダーバンドが実質活動休止になった事に伴い、「田中事件」として定期的に活動する事を決意。

11 曲入りの1st solo album "Requiem for My Generation" を制作。2019/10/9 にULTRA-VYBE より発売。

■My new diet

伝説のアングラ喫茶コンポステラで過激なノイズを吐き出し、旧ナバロではルーパーを駆使した先鋭的な音像を構築していたItch 氏の新機軸。
紆余曲折を経て全てを失った彼がどうしても鳴らさずにはいられなかったダンスビート。ダサカッコ悪い大人のリアルから滲み出た大いなるポップネス。

■yard rat

かつて枝分かれしつつあったオルタナティヴ、激情エモ、ポストハードコアが現代ではまた一つの本筋となって共鳴しだす。この一瞬に想いを詰め込んだニュージェネレーション・エモバンド。

メンバー各々がソングライターで、その枠に収まりきらない奥深さやカラフルさもまた魅力である。

■Doit Science

読みは「ドイサイエンス」。地元熊本にて有名無名問わず国内外からオブスキュアなアーティストを招聘する企画"Art Blakey"主催。
零れ落ちた音を拾い集めて丹念に眺めていたのに、いつの間にかどこかに忘れてきてしまうようなそんなざっとしたバンド。